circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2006-03-16から1日間の記事一覧

美はいたるところにある

寮の屋上から落ちていく僕のからだのえがく曲線 そのときの僕の<認識> スローモーションで永遠に落ちていく 痛みが走るまでの時間は、一瞬だけど永遠なんだとおもう なぜならもうそのあとはなにもないのだから

美はいたるところにある

走っていく電車の音 朝はたくさん 昼はときどき 夜もたくさん ひゅーーーん(がたんがたんがたん それから電車の音がかわって 人の乗る電車ではなく 貨物列車の音へ がたんごとん がたんごとん もう夜だね 終電ないね

美はいたるところにある

何も考えていないこと 歴史 寝ているあなたのすがお すがた

美はいたるところにある