circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

初期三作には音楽のうるささを感じず、心地よかったトラン・アン・ユンが、ノルウェイの森のときには悲しくなるほど音のかんかくが良くなかったので、どうしちゃった、と思っていたけど、すでにアイカムウィズザレインの時点で、映画の後ろにOKコンピューター流してて、これはまずいのではないか流石に、と思った。みんながすでにイメージを持ちすぎている。トムヨーク的な救世主がキムタクというのはまあ面白くなくないけれど。それよりは、トラン・ヌー・イエン・ケーが半裸でイ・ビョンホンとキムタクの間を行き交うという構図があんまりだと思った。同じ半裸でも、トニー・レオンの横に居た時は聖処女みたいに見えたのに、これはなんなのか、年齢という答えではない気がするのだが。