circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

夏目さんの言う、俺は掘り当てたぞ、という心の叫びを、私は一度でもあげることが出来るのか。俺は負けて、挫折して、自分の興味から逃げてここにいる。一つずつやっつけなくてはならない。一つずつ、各個撃破に、だ。一気にやってはならない。いちど、引きこもらなくてはならない気がする。雑音が多すぎる。わたしの幸せは結局わたしの問題が解決することにしかない。その問題はわたしの問題だから、時流はまわりの興味は関係ないのだ。わたしの興味がなにか、というのはよく分かっている。論理、数学、物理、そこから音楽への距離。最後に音楽は必ずある、わたしにはまだラヴェルのトリオとマラルメ歌曲の美しさの裏にあるものを知りたい。