circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

やはり下のサンソン・フランソワフォーレは恐ろしいものだ。1969, 日生劇場のライブ。死の1年前。ルバートは生きることだ。僕はジャズを誤解しているだろうし、サンソンがどうかは知らないが、僕がジャズのその場における揺蕩いを美しいと思うように、作曲家に糞くらえと言い(言ってないけど)今ここにある時間をずっと大事にした(言ってないけど)サンソンがその態度をジャズに影響を受けていたということは本当に興味深い。おそらくそれはたけみつとは全然違うやり方でのこのみだろうとは思うけれど。たけみつはたぶん、コルトーの弟子たちの系列(古き良き、身勝手な)に興味を持ったように思えない。