circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

光らない、塾から出てくる恋人をまつカフェの上の


めったに出なかった昼には、空気も明るくて


犬を散歩させている人がいたり
道端に猫がいて何人かあつまってそこでかわいいかわいいと言っている


いつもの、いつものように見えるふうけいの記憶のなかに、
もう居なくなった人が混じっている
いつものように見えるのに


町は変わらない、眠さはますます重くなる
光は少なくなる、わからないことはずっとわからなくなる