circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

http://imslp.org/wiki/Special:ImagefromIndex/08386
スクの臨時記号の多さ、それよりも、その臨時記号について楽譜にハテナマークがたくさん書いてある件。二曲目。
この選択肢はどこからあらわれるのか?一つ目についてははてなの選択肢をぼくは取る。面白いからだ。ジャジーだし。でもなぜ二つあるのか?手稿が乱れている?初版のミスプリ?本人の演奏や生徒へのコメント?
この、書かれた選択肢のどちらでもあるせいこそが、ジャズ的な場所への近さではないか。たいていが、半音でのアプローチについて選択肢がしめされているようだ。こういうスク固有の問題なのだけれど、選択において、半音アプローチを我慢しておいてあとで一気にイく行き方と、こまめにイく行き方があって。早めにイくとここで!というところがあまり決まらなくなるなど。ソナタ三番一楽章のクライマックス(すごいだめじゃん)のダブルシャープについて、選択肢が示されていたりする。