circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

くだらんら文化のためにじぶんの税金を使われたくない、と言っている人がいて、すべての助成を多数決で決めるべきだという。例の、文楽とか。歴史あるとか言って別に百年少しじゃんとか。文化だけ民主主義に反するのはおかしい、とかいう。なんどもそうは思わない旨伝え、そんなことをしていたら、強度の強いエンタメしか残らない、アメリカみたいになる、ソ連がどれだけ不幸な天才たちを生み出したかという、不幸な矛盾の話など、それをいいと思う少数派が自分の金を出せばいい、で終わってしまう。それも違うと思うのだけど。
エリセみたいな天才が映画を撮れないでいるのは、もっと複雑な問題のようにおもう。ノルウェイの森が駄作に終わったのも。