circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

人間には感性と知性があるというのが今日思ったこと
まず感性がくる
つぎに知性が来て
最後に感性で終わる

       *

寝る前は静けさを感じること

手のひらにいとしい人の体温を
舌にあたたかいホットココアを
鼻にはその前に入るお風呂のラベンダーを
耳と言語野にはやさしい子守唄を
目は閉じることあるいは
美しいものや美しい人の寝顔を

手のひらと指先を敏感にすること、肌触りを味わうこと。
舌を大切にすること、おいしいものをおいしく食べること。
鼻を、耳を、言語野を大切にすること、きれいな音に反応し、
きれいな声を出すこと、きれいな言葉を使うこと、清潔にしておくこと。
美しいものを見ること、自分自身も美しくなろうと考えること。
「あなたは美しい人間の仲間入りをした」、と産まれた赤ちゃんのために
ビートルズが歌っていた。もっともなことだ。
僕は美しくなる分かれ道を持っている。違う分かれ道も。
その別れ道がうちがわからか、そとがわからかはしらない。
化粧水の問題か、精神の安らかさか知らない。
たぶん大切なのは、感性を大切にしようという認識だと思う。
認識がある限り努力を今後するところの可能性がある。

   
     *


反応すること
五感で感じたものを
それぞれの表現主体で返すこと
寝るときは
返さないで静かなものだけ受け止めて美しく静かにあること


     *


______Re Do Si La So