circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

が、概念が...ありとあらゆる概念が...! 概念が爆発する!
きみという概念と、ぼくという概念が、性交している!
あるいは(いやこちらが本当だ)
きみという概念と、他の知らない誰かの概念との性交を、ぼくという概念が透視している!
...という概念のなかで、ぼくははげしく射精する。



放心ののち
あけはなたれたまどのそとの 無意味な風景をみている
街に 透明なやまい垂れ*1が降る
わたしのうえにも降ってきて
今日もまた 
うごけない



イヌーチル・パイザージェン
とエリスは呟き続ける
イヌーチル
イヌーチル
無意味な



人生は無意味だと言ってスウェーデンの冬の吹雪く河岸で自殺する人の映画を、昨日観た
神を信じる人と神を信じない人との
距離はこんなにも遠い