circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

君のことを考えていた。おいしいものをおいしいままおいしいといえることや、ありとあらゆることにかんして理屈を通過せずに感性だけで大切なものを言いあててしまう(失敗もするけど)君のあり方を思い出していた。生きるということを生きていた君を思い出していた。目がニセットあるから、世界がふたつになったみたいな気持ちになったことを思い出した。さようならということばを何度書いてもさようならにならないで、いつまでもこないこんにちはを待ち続けていた。言葉にするとまた思い出してしまうし、何もしないでいるとどうしても思い出してしまうし、ぼくはぼくの生を燃焼させねばならないとこれも何度も書いているのだけれど、うまくできそうにないや