circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2013-09-08から1日間の記事一覧

ソクーロフ映画の向こうにいつもかかっていた霧は、スクリャービンのそれに違いなく、とくに、ソフロニツキーのかけた香水に違いない。きっと、ソフができた魔術は、ドビュッシーを弾く時、ピアノではない音を出してきた(虹、というか)ハイドシェックのよう…

たとえば、 http://youtu.be/Uy8MTTrh-Z8 20:35 から。 この、どこへ連れて行かれるのかわからない、精神的不安定感、スリルとサスペンス。21:30からの展開は天才的。こんな風に弾かれるなんて。 そふろんの、高音の大切なところこそ弱音で歌うかんじ

なんでもっとはやくソフロニツキーにたどりつかなかったのか。録音の悪さに騙されていた。その奥に聞こえているものは、これは偉大なものではないか?

美しさにめざめること

追いかけるべきはソフロニツキーとフランソワやな。たけみつの定義するジャズを追いかけるなら、わたしの答えはそうなる。

他の人からみたらなぜ、と思うようなものを護符とすることの美しさに